建築用語が語源 その2

81日現在でブログを書いていますが、ついに梅雨が明けました。

 

結局7月が梅雨で終わった感が否めないです。

そして今年の7月は台風の発生がなかったらしく、1951年からの統計史上初の事らしいです。

 

コロナウィルスや長引いた梅雨で、あっという間に8月になった様に感じる方も少なくないのではないでしょうか?

 

今年の漢字は「病」か「密」ではないかと個人的に思っています。

 

今回は豆知識というか雑学シリーズです。

以前にも「建築用語由来の言葉があるよ」という話をしましたが、その第二弾をご紹介したいと思います。

 

 

「几帳面(きちょうめん)」の語源

割とよく聞く言葉だと思います。意味を御存じの方も多数いらっしゃるとは思いますが「真面目な、正確な、規則正しい」といった意味があります。

 

「几帳(きちょう)」というのは間仕切り用の布製屏風の事です。

それを支える柱は細かく隅を削ったり、細工を施したりしたのですが、これを作るには、かなり正確な技術が必要です。

その柱の事を「几帳面」と呼びました。

その事から、丁寧で正確な事を「几帳面」と呼ぶようになったとの事です。

 

 

「釘を刺す」

聞くと言えば聞く言葉です。日常会話の中に登場する機会は少ない気もしますね。

意味としては「念を押す」ですが、こちらは「建築用語が語源ですよ」と言えば「でしょうね」と思われる方も多いのではないでしょうか。

 

そもそも日本の建築は釘を使っていませんでした。

木材に「凸」と「凹」を作ってくさびで止めるという建築方法です。

それがいつしか、固定用に「念のため」釘を打つようになり、念を押す事を「釘を刺す」という様になったのと事です。

 

 

「蔑む(さげすむ)」

こちらの言葉が会話に登場する事は滅多にない様な気がしますね。

意味としては「見下す、軽蔑する」という内容になります。

使用例を挙げるならば「なんかバリ蔑んだ目で見られたんやけど」とかでしょうか…。

 

こちらの言葉も建築用語が語源と言われており、「下墨(さげすみ)」から来ているとの事です。

「下墨」とは、柱などの傾きを調べるのに使う、おもりの付いた墨縄(すみなわ)事です。

大工がこれを垂直に下げて傾きを調べる事から転じて、人を見下す事を「下墨」と言う様になり後に動詞化して「蔑む」の漢字が当てられたとの事です。

 

以上が今回の語源でした。

語源には諸説あるので、別の説もあるかもしれませんが、一説という事でご紹介しております。

 

建築用語は多いです。

前にも少しご紹介しましたが、同じ意味で違う言葉というのも中々厄介で、同じ事を言っているのに違う音になるので混乱する事もあります。

 

例えば「シュンコウは来週の木曜日です」と「来週の木曜日にカンコウです」は同じ意味ですが分からないと「来週の木曜日に、何かが同時にあるの?」となってしまいます。

たまにあるのが、言葉を使っている人がイメージで意味を変えている場合です。

上記の「シュンコウ」と「カンコウ」は「竣工」と「完工」ですが、現場の種類に合わせて使い方を変える方もいらっしゃいます。

 

結局、大切なのは言葉の知識もそうですが「意思の疎通」が大事であるという事です。

 

マイホームの窓口では、そんな形にならない事もサポートできます。

家が完成するまでがお付き合いですので、お力になれる機会は多いと思います。

 

少しでも参考になれば幸いです。

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