構造見学の意味
投稿日:2021.02.27
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
新型コロナウィルス感染拡大集中防止の期間も終わり、少しだけですが賑わいが戻って来たように感じます。
暖かくなってきたのと併せて、動きたくなったり外出したくなったりするのかもしれませんね。
私自身、それほど外出が好きという事もないのですが、それでも少し「外に出たいな」と感じる事が多いです。
そんな中、総合展示場などに足を運ばれる方も少なくありません。
色々な建築会社がございますが、建築会社がイベントとしてやっているのが「完成見学会」です。
実際に建てられて、これから住むという方の家を、その方の了承のもと見学できるという非常に参考になるイベントですが、実はその前段階をお見せする「構造見学会」というものが開催される事もあります。
ですが、一定数の方が「実際に建築中の現場を見ても、素人だし参考にならないのでは…」と思っていらっしゃいます。
しかし「百聞は一見に如かず」です。
今回は注文住宅を検討中の方向けに、構造見学会で見るべきポイントを簡単に1つご紹介したいと思います。
構造見学会で、気にしないといけない点の一つは「現場が綺麗か」という事です。
とはいえ、どういう状態を「現場が綺麗」というのかが微妙に分からないと思います。
なので、ザックリ3点ほど挙げさせていただきます。
- 整理整頓(建材があちこちにバラバラでない状態に)されているか
- 養生(傷がつかない様に床等の保護)をちゃんとしているか
- 屋内・外にゴミが散らばっていないか
ザックリこの3点はチェックしておきましょう。
勿論、他にも見るべきポイントは沢山ありますが、情報量が多くなりすぎる上に文字で表現するのが難しいため、それは担当営業の方からご説明してもらうのが良いと思います。
「人に見せる上で事前にキレイにするだろうし、実際は分からない」という意見もあると思います。
ですが、それすらされない現場もあるのです。
ある程度の分水嶺として、現場が綺麗かどうかは見ておくべきです。
それに普段から現場を見に行くご案内を当たり前にしている建築会社もあります。
現場を普段から綺麗にするという事に努めているからこそ見て欲しいという建築会社サイドの自信から、そういったご案内になるのだと思います。
「現場が綺麗だと良い家が建つ」とは限らないと思いますが、「現場が汚いけど良い家が建つ」はありません。
建築会社として家の性能値をいくら謳っても、現場を作っていくのは現場の人です。
そこが管理できて初めて「良い家」が出来上がると、個人的には思っています。
つまり「現場を見に行く方が沢山話を聞くより早いですよ」という事が言いたくて、こんなブログを書きました。
少しでも参考になれば幸いです。