注文住宅と建売住宅どちらがいい?
投稿日:2020.05.06
新築一戸建ての購入を検討する際、価格は大きなポイントの一つになりますよね。
そこで気になるのが「建売住宅」と「注文住宅」どちらが安いの?ということ。
マイホームを建てるということは、賃貸物件に住むのとは違って、気軽に住み替えることはなくなりますし、一生に一度の大きな買い物とも言われています。
安さだけを重視する訳にもいきませんよね。
そこで今回は「建売住宅」と「注文住宅」を比較し、それぞれのお値段の理由やメリット・デメリットについてご説明していきます。
建売住宅のメリット
そもそも建売住宅とは、一般的に土地と建物がセットで売られている住宅のことを言います。
建売住宅は、注文住宅に比べて建売住宅の方が価格が安い傾向にあるんです。
その理由は、建売住宅の販売方法にあります。
建売住宅は、個人の要望に合わせて作られる注文住宅とは違い、まとまった土地を区切って数棟から十数棟という規模で同時に建設されるというのが特徴。
建設会社が土地をまとめて購入し、複数の住宅を一気に建設するため、注文住宅に比べると価格相場が低くなります。
「注文住宅に比べると相場が安いけど、その分家のグレードも落ちるのでは?」と思われる方もいるかもしれせんが、建売住宅だからといって、必ずしも注文住宅よりグレードが落ちるということはないんです。
一度に複数の住宅を建設すれば、材料調達や人件費などのコストをおさえることができます。
その分のコストを住宅のグレードに回すこともできるため、安くても高級感のある建売住宅も決して少なくないんです。
稀に建設途中から販売しているというケースもありますが、基本的には建売住宅はすでに完成している家を購入するという流れになります。
そのため出来あがった家を直接見ながら購入するかどうか検討できるので、自分が住んだときのイメージを描きやすいという点が建売住宅の利点です。
建売住宅は街の景観を考慮しながら計画的に建てられているため町並みに統一感が生まれます。また利便性の高い土地に建てられることも特徴のひとつです。
建売住宅のデメリット
建売住宅の場合だと、すでに完成した家を購入することが多いため、基本的に工事の過程を見ないまま住むことになります。
そのため家が出来あがっていく過程を住居者ご自身の目で確認することができず、施工会社による手抜き建築などが発覚するというリスクがあります。
また、まとめて建てるということが多い建売住宅は、同時に販売される住宅同士の外観に統一感を持たせることが一般的。
同じ外観の住宅が並ぶことで、街並みとの調和を保つ一方、没個性的だと感じる人も多いです。
完成品を購入するため、間取りや設備の自由度が低いという特徴もあるので、自由に決めたいという方にとってはデメリットになってしまいます。
また、使われる建材などがあらかじめ決まっているため、施行する建設会社を自分で選ぶことができません。
自分の意見や要望を反映させることが難しいという特徴も覚えておきましょう。
注文住宅の特徴とメリット
次に、注文住宅のメリットを見ていきましょう。
注文住宅の一番大きな利点は「世界に一つだけの自分だけの家」が作れることではないでしょうか。
注文住宅は、間取りや外観、建材、そして設備にいたるまで自由にご自身の意見を取り入れることが可能です。
住宅に対するさまざまな要望を、住宅会社と相談しながらオーダーメイドで住宅を設計することができるため、満足度も大幅に上がるのではないでしょうか。
また、建材や設備を自由に決められるということは、建設にかかる予算をいろいろと調整できるということ。
こだわりたいところにお金をかけ、そうでない部分は節約するなど、予算にメリハリをつけながら家づくりを進めることができるのも魅力の一つです。
家の価格というものは、宅地になる前の土地の価格、宅地を開発するための費用、建物の建築コストで決められます。
注文住宅の場合はまず土地から自分で探すことから始めるのが一般的。
土地を決めた上で、そこに住宅を建てるというプロセスの中で家族の意見を取り入れることが可能なので、ライフスタイルにあった理想の家を設計することができます。
家づくりに一から参加することができるのも魅力の一つですよね。
また、工事中の現場に赴いて、建設途中の家を直接チェックするということは、手抜き工事を未然に防ぐということにも繋がるんです。
将来のことも考えて設計すれば、古くなっても満足の家に住み続けることが出来ます。
注文住宅のデメリット
では、注文住宅のデメリットとはなんでしょうか?
間取りや設備の自由度が高く、理想の家づくりができることがメリットの注文住宅ですが、その分価格がアップしてしまうということがデメリットとして挙げられます。
注文住宅の価格が高くなってしまう理由としては、まず工期が長いということが言えます。
先ほどお伝えしたように、建売住宅の場合は同じ設計の家を一気に建てることができるので、人件費や材料費を大きく節約すること可能です。
一方、注文住宅の場合は住居者の希望に合わせてじっくりとプランニングしていくという建築方法が一般的。
その結果、工期が長くなるため建築費に占める人件費の割合が高い傾向にあるんです。
注文住宅の建築費用を抑えるためには、住宅の仕様を統一したり、工程管理を調整するということが必要になります。
また、理想の家を追求できる注文住宅は、内装や設備にこだわりすぎて予算をオーバーしてしまうケースも多々あります。
「一生住み続けるものだから」と細部までこだわればこだわるほど、その分の建設費用も高くついてしまいます。
そのため、こだわりたいところを見極めポイントを絞ってプランニングしていくことが重要なポイントになります。
まとめ
建売住宅は安く、注文住宅が高いといわれることには、それぞれに理由があるのです。
ただ、一般的に価格が高いとされている注文住宅でも、しっかりとした予算計画を立て、メリハリをつけて家づくりを進めることで費用を安く抑えることもできるので一度専門家に相談してみることをオススメします。
注文住宅はこだわりを持って建てられる一方、理想を追求しすぎて予算をオーバーしてしまうというケースが多いです。
こだわるところにポイントを絞るということを念頭において家づくりのプランニングをしていきましょう。
また、依頼する建設会社によっても注文住宅の価格に大きな差がでてきます。
どの建設会社に依頼するかを考える際は、有名だから、なじみがあるからというだけではなく、どんな実績があるのかを確認したり、口コミ情報をチェックするなどしてじっくりと検討することをオススメします。
古くなっても満足のいく家に住めるよう、家族で話し合いながらプランニングしてみましょう。
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