子ども部屋のリフォームのポイント
投稿日:2020.05.08
「下の子はまだ小さいけれど、そろそろ上の子にはプライベートを確保するための部屋が必要かな?」
「子ども部屋の壁紙や天井は、海外の映画に出てくるような部屋みたいにしたいけど何から始めたらいいの?」
など、子供部屋について悩まれる方も多いようです。
子供部屋に関するリフォームは、お子さまの年齢や性別、子供の人数などによってもさまざま。
そこで今回は、そんな子ども部屋のリフォームについてご紹介していただきます。
子ども部屋のリフォームの2つのパターン
お子様が小さいうちは、単純に子供のためのスペースを作りたい、子どもに合わせて可愛らしい雰囲気を出したい、などリフォームをご検討される理由もさまざまです。
ここでは想定される要望やニーズに合わせて、子供部屋リフォームそれぞれのニーズを3つのパターンをご紹介します。
●子ども部屋らしい雰囲気作りのためにクロスや床材を変える
海外の雑誌や映画でよく見かけるような、オシャレでかわいらしいポップな雰囲気。
その壁紙に合うような床や壁クロス、床材にすることで室内の雰囲気がガラリと変わります。
そして、壁クロスと床材のリフォームは、比較的実行しやすい箇所でもあります。
また、壁クロスを選ぶ際には、お子さまが好みそうな色や柄を選ぶという方法もありますが、一つポイントとして考慮しておきたい点が、「子どもはすぐに成長する」という事。
子供の成長による好みの変化で、その都度リフォームを実行できるというケースであれば特に問題ありませんが、ほとんどのご家庭が費用や労力を考えても「一度のリフォームで長く使える」ものを選ばれるのではないでしょうか。
その点を踏まえて考えると、流行りのキャラクターなどは、全面ではなく、壁一面のみや天井のみにアクセントとして使用するなどがオススメです。
そうすることで、将来的に子供の好みが変わったとしても、アクセントに使用した部分のみ変更すれば良いためリーズナブルです。
●一部屋を二つの子供部屋に分ける
スペースの限られた住まいにおいては、現状の一部屋をお二人のお子さま用にリフォームしたいとのご希望も多いです。
6畳一部屋を二人の子供がそれぞれ独立して使える子供部屋にしたいという方も。
もし仮に、使用できる部屋数よりも子どもの人数が多い場合は、いかに空間を有効活用できるのかということが注目ポイントです。
ベッドや机、収納が一体となった家具をうまく利用し、省スペースかつ多機能な家具を上手に活用しながらリフォームするのをオススメします。
●子供の背の高さにあわせた収納を設置する
市販の勉強机や収納を購入し設置するのもいいですが、せっかくリフォームするのならより機能的な子供部屋づくりをしていきましょう。
ここでご提案したいのが、学習スペースとお子さんの身長に配慮した収納を設置すること。
収納に関しては、お子さん自身が自主的に片づけをするために、出し入れしやすい収納にするのが大事なポイントです。
収納をお子さんの背の高さにすることや、勉強中にモノが取りやすい位置に収納スペースを設けることで、お子さん自身の収納への取り組み方も変わっていきますし、整理整頓する習慣が身につくことも期待できます。
●子供部屋に「学習コーナー」をつくる
独立した子供部屋に宿題や学習をするちょっとしたスペースやコーナーが欲しいといったご要望があるかもしれませんが、実は静かな場所で一人学習するよりも、人の気配などがある場所で勉強する方が集中力が高められると言われています。
お子様が小さなう間は目の届く範囲で宿題や学習をさせたいとお考えのご両親も多いかもしれません。
そこでオススメなのが、リビングやダイニングで家事をしながらでもお子様の様子が確認できる「スタディコーナー」。
リビングの一角にスタディコーナーを設けることにより、キッチンで家事や調理をしている合間でも視線が届きやすいので子供の学習の様子を常に確認でき、お子様に呼ばれたりした時も、すぐに対応することが可能です。
また、お子さまが使わない時にはご自身でパソコンスペースなどとしても活用が可能です。
普段の使い方によって目的別にフレキシブルに活用できる点もポイントが高いスペース作りと言えるのではないでしょうか。
快適な子ども部屋にするためには?
子供部屋のリフォームに関して、部屋数や広さ以外に「子供を健全に育てる」という子育ての観点から意外と盲点となりやすい点をご説明していきます。
●子供のプライバシーを守りつつ、家族とも会話のしやすい動線
子ども部屋とは、お子さまのプライバシーを確保する目的が大半かと思います。
しかし「独立した部屋を作ってから、自室にこもりがちで子どもと会話することが少なくなった」というお悩みをお持ちのかた、実は多いんですよ。
お子様のプライバシーを守りつつ、ご両親とも会話のしやすい関係を作るにはどうしたらいいのでしょうか。
そのためには先ほどお伝えしたように「学習や遊びにも使えるスペース、スタディコーナーをリビング内に作る」ということをオススメします。
そうすることによりお子様は、ごく自然にリビングと自分のプライベートルームへ行ききするようになります。
●お子様の足音など生活音を吸収する床材を採用する
床材を選ぶ際のポイントとして、子供の足音などを吸収してくれる「遮音性」を考慮しながら選びましょう。
更には、子供のためのスペースということなので、遮音性だけではなくキズや汚れに強いことや、思わぬケガなどをしないようクッション性に優れているなど、耐久性や機能性を考慮しながら選ぶことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回お伝えした下記のポイントを押さえて後悔のない子ども部屋にしましょう。
・子供の背の高さにあわせた収納を設置する
・子供のための独立した部屋(スペース)は、リビングなど家族共有空間の近くに作る
・それとは別に、学習や遊びにも使えるスペース、スタディコーナーをリビング内などに設ける
・子供の足音など生活音を吸収する床材を使用する
子ども部屋とひと口に言ってもご紹介したように内容はさまざま。
今回こちらで紹介させていただいたように、限られた室内空間を有効活用し、発想を変えることで子供部屋自体の目的や定義も変わってきます。
子供にとって、ご自身の家族にとって、何が一番良いのかということが一番大切なポイントです。
独立したスペースそのものにこだわりすぎる事なく、お子さんの成長過程や個性を大切にしながらリフォームのプランニングをしましょう。
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