低層階・高層階、住みやすいのはどっち!?
投稿日:2020.05.13
新しい住まいを検討する際、マンションを検討する方も多いと思います。
特にタワーマンションの場合「低層階と高層階、どちらの部屋を購入したらいいんだろう?」というのは悩みどころの一つですよね。
そこで今回は、低層階と高層階の、それぞれのメリットを比較して、ご自身のライフスタイルに合った階層を確認しましょう。
高層階のメリット
タワーマンションの20階以上の高階層には様々なメリットがあります。
高層階入居者からよく挙げられる代表的な4つのポイントを確認しましょう。
1. 眺望が良い
高層階であればあるほど周りに建物が少なくなるため、眺望が良いというのは、高層階に住む最大のメリットと言えるのではないでしょうか。
広めのバルコニー付き物件では、夜景や夕日・朝日を楽しみながら食事を楽しむこともできちゃいます。
タワーマンションならではの眺望の良さを楽しみたいという方であれば、高層階がオススメです。
2. 周りからの騒音が聞こえない
地上からの距離が遠い高層階では、車の走行音やクラクションをはじめ子どもの遊んでいる声やその他の騒音も聞こえません。
在宅で仕事をしているため、日中は静かな環境で生活をしていたいという方には高層階の方が向いています。
3. プライベートが守られる
高層階の部屋は周りに建物がなく、部屋の中を見られることがないため、プライベートを守りやすいという特徴があります。
洗濯物を干しても、カーテンを閉め忘れたという時でも、誰にも見られる心配がないため、プライバシーを守りながら生活していきたいと思われている方には高層階が向いています。
4. 害虫被害が少ない
高層階は、ハエや蚊・ゴキブリ等の害虫が部屋に入ってくることがほとんどありません。
部屋の換気をしようと窓を開けても、虫が入ってこないため、害虫の駆除の手間が要りません。
暑い夏でも窓から入ってくる風を感じながら、快適に過ごすことが可能です。
低層階のメリット
タワーマンションは、一般的に1階から15階くらいまでが低層階と言われています。
そんな低層階ならではのメリットはどんなものがあるかをチェックしていきましょう。
1. 災害時に避難しやすい
地震や火災などの災害が起こった際に、地面との距離が高層階よりも近い低層階だと、エレベーターが使えない場合でも階段で降りることができますよね。
避難するのに時間がかからないため、小さな子どもがいるファミリー層や足腰が弱くなってきたシニア層などは安心して過ごすことが出来ます。素早く非難するのが難しいという世帯にとっては注目したい特徴です。
2. 利便性が優れている
次に注目したい低層階の特徴としては、「利便性が優れている」ということ。
高層階だと朝の通勤・通学ラッシュの時間帯にエレベーターが自分の階に来るまで時間がかかるのでその分時間に余裕を持って計画する必要があります。
エレベーターが使えない際も、階段で簡単に外出できるため、利便性が良いと感じている入居者の方も多いです。
また、出かける際に忘れ物をしたり電気を消し忘れてしまったりという場合でも、すぐに部屋に戻ることができるというのも便利ですね。
3. 高層階に比べると価格が安い
同じタワーマンションの物件でも、高層階と低層階で数百万円から数千万円ほどの価格の違いが出るケースもあります。
眺望の良さなどは高層階に比べると劣ってはしまいますが、マンション内の共有施設や設備は同じように使用することが可能です。
また、タワーマンションは便利な立地にあることが多いです。
階数は低くても、マンションの立地は同じなので、安く利便性の良い立地に住めるのは大きな利点と言えます。
4. 物件の値段は安いものの、共有スペースは使える
ジムやラウンジ・ゲストルームなどの共有スペースを完備しているタワーマンションでは、住んでいる階層は関係なく入居者であればそのスペースを使用することが可能です。
共有施設を使用するメリットを重視する方は、低層階の方がリーズナブルに使用することができるますよ。
高層階のデメリット
タワーマンションは根強い人気を集めていますが、実はデメリットとなる点もあります。高層階と低層階に分けて、それぞれのデメリットをチェックしましょう。
地上への距離が遠いからこそ感じてしまう高層階のデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
●エレベーター待ちに時間がかかる
朝の通勤ラッシュ時などの入居者の出入りが激しい時間帯には、エレベーターが混むため、高層階に来るまでに時間がかかってしまうということが多々あります。
エレベーターに無事に乗れたとしても、エレベーターに乗り込む入居者が居るたびに何度も停止するため、一階に着くまでに無駄な時間がかかってしまうという点も覚えておきましょう。
●窓が開けられないこともある?!
タワーマンションの中でも特に高層の物件では、落下の危険などから部屋の窓を開けることができないという場合もあるんだとか。
たとえ空調施設が整っていたとしても、自然の風を楽しみたいという方も多いですよね。
そんな方にとっては特に大きなデメリットになってしまいます。
●地震の時に揺れを感じやすい
タワーマンションなどの高層ビルでは、地震が起きた際に建物自体が崩壊しないように制震構造や免震構造がされているため、高層階は地上で感じる地震の揺れよりも大きな揺れを感じるような構造になっています。
そのため、部屋自体が崩壊することは少ないものの、部屋の中の家具などが倒れやすくなります。
また、高い位置に自分がいることを考えると外に出るまでに時間がかかることから恐怖心を感じやすくなる場合もあります。
●購入価格が低層階よりも高い
たとえ低層階と同じ間取りであったとしても、高層階にあるだけで購入価格が高くなっているというタワーマンションが多いです。
高層階は眺望などのタワーマンションならではの魅力を感じることができますが、その分値段が高いので、ご自身がどこに価値を感じるかによりお得感はかわってきます。
低層階のデメリット
メリットも多い低層階ですが、地上への距離が近い低層階だからこそ感じてしまうデメリットがあります。
●階数格差を感じる場合がある
タワーマンションでは、全く同じ間取りの物件であっても一般的に高層階と低層階で販売価格が異なります。
そのため、購入した部屋の階数によって職種が違ったり年収の多さが違ったりという階数格差という差がを感じる場合があるんです。
そんな格差から低層階の住民は高層階の住民から嫌がらせを受けたり、高層階の住民の生活レベルに合わせようと見栄を張らなくてはいけないような状況に至ることも、実は少なくないんだそうです。
●周辺の騒音が聞こえる
低層階は道路までの距離が近いため、車やトラックなどの走行音やクラクション・子どもの遊んでいる声などの騒音が高層階よりも聞こえやすいという特徴があります。
大きな幹線道路沿いのタワーマンションなどでは、夜でも騒音に悩まされてしまうというケースもあるので注意が必要です。
●外部から部屋が見える
低層階の部屋には外から中が見えてしまうというデメリットもあります。道路との距離が高層階に比べると近いため、通行人の目が気になってしまうという方も。
また、外から部屋の中を監視しやすいため、空き巣などの侵入も高層階に比べると確率が高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
低層階と高層階それぞれの長所を理解して、自分に合った階層を選びましょう。
低層階にはエレベーター待ちがなく忘れ物をしてもすぐに戻れる、同じ物件内であれば比較的価格が安いなどのメリットがあり、高層階には景色が良い、騒音が少ないなどの特徴があります。
家族構成やライフスタイルなどによって、生活に求める条件は人により違ってきます。
改めてご自身が心地良く過ごすために優先したいポイントを見直して、自分に合った階層を選びましょう。
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