お酒好きの方必見!「ワインセラー」のあるお家
投稿日:2020.05.29
『我が家にはワインセラーがあるんです』と聞くと、うらやましくなってしまいますよね。
実はワインセラーはワインの保存庫としての役割だけでなく、インテリアとしても ワンランク上の大人の空間を作り出してくれるんです。
今回は、憧れのワインセラーのある住宅についてご説明します。
予算やスペースの関係でワインセラーを諦めていた方、憧れで終わらせずにワインセラーのある暮らし実現しましょう。
自宅にワインセラーをつくるなら地下が最適
ワインのコレクターの中には、自宅の地下にワインセラーをつくり、大量に保管している人が多いです。
湿度と温度が一定に保たれやすい地下室は、少し工夫をするだけでワインセラーにすることができます。
冷蔵タイプのワインセラーを購入しなくとも、長期間の保存や熟成が可能になるなんて、ワイン好きにはたまりませんよね。
地下室をつくるメリット
同じ2階建ての住宅でも、地下室の有無によって使える空間が大きく変わってきます。
1階に大きな床下収納をつけるだけでも、収納スペースが増える分広々とした空間を手に入れることができます。
「地下室は湿度が心配」という方もおられるかもしれませんが、防水処理や断熱処理、換気技術の向上によって、適切な施工を行えば地下に湿気がこもる心配もありません。
また、地下室は遮音性が高く、地中にあるため温度変化の影響も受けにくいという利点もあります。
地下室をつくっておくことで、ワインセラーとして利用する以外にも音楽やビリヤードなどの趣味のための空間として使用することも可能です。
ワインの保管方法について
近年ではワインの保管用冷蔵庫も多く流通していますが、ワインの保管に適した環境を整えることができれば冷蔵庫タイプのワインセラーである必要はないんです。
ワインを長期保存する第一条件として「年間の温度が12~15度」「湿度は70~75%に保たれること」と言われています。
また、振動や異臭、光がなく、瓶を横に寝かせて保存できる場所が向いています。
自宅の地下でワインを保存する際には、地下室ではなく大きめの床下収納でも代用できます。
一部をワインセラーに、残りはプライベート空間として地下室の一部をワインセラーにする場合は、冷蔵庫タイプでウォークインができるワインセラーをつくることもできます。
ただし、設置費用だけでなく、電気代やメンテナンス費用といったランニングコストがかかるというデメリットがあります。
検討される方は知識のある専門家の作成した見積もり書を確認しましょう。
ワインセラー以外の用途
地下室は地面に囲まれていますよね。そのため、床や壁も、耐久性を考慮した設計になっているんです。
意図しなくとも、必然的に防音室のような機能を兼ね備えた空間になります。
そのため、ワインセラーの他にシアタールームやダンスフロアにしたり、カラオケや楽器演奏を楽しむプレイルームにしたり、といった楽しみ方もあります。
また、周囲の雑音からも隔離されるため、書斎や読書部屋として活用するのもオススメです。
趣味と実益を兼ねる地下室をつくろう
地下室には、普通の部屋にはない特別感と非日常感が感じられますよね。
地下室をつくり、そこに趣味のスペースをつくるだけで古くなっても飽きることのない家に住み続けることができそうです。
地下室は、テレビドラマの影響もあり酔狂な趣味に使うもの、というイメージを持つ人も少なくないかもしれません。
もちろん実際にそうした側面もありますが、実は近年、全く違う理由から地下室を作る人が増えているんです。
そこで、あまり知られていない地下室のメリットをご紹介します。
地下室を作るメリット
●耐震性が上がる
地震による建物の揺れを感じる時は通常、地面より上、つまり「地上」ですよね。
地面の揺れを追いかけるように建物が揺さぶられた経験のある方がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、地下室はどう揺れるのをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
当たり前のことですが、地下室は地面に埋まっていますよね。
つまり、地面と一緒に揺れているということになります。
地下室の壁に接する地盤がバネのように作用し、地震が起こった際に揺れの影響を軽減してくれる役割を持っています。
また、そもそも地下室は、常時掛かる土の圧力を前提に設計されていルため、地震によって地下室に力がかかるのは、ごく短い間であり、前述のように制震作用もあります。
その分コストも掛かるというデメリットはありますが、一般的には地下室のない家よりある家の方が、耐震性に優れているということになります。
●床面積の上限を3割以上増やせる
土地には容積率という、その土地の面積に対する、建物の延床面積(全フロアの合計面積)の上限が決められているのをご存知でしょうか。
これは、特に都市部に多い狭い土地に家を建てる場合には大きな足かせとなってしまいます。
たとえ容積率の上限ギリギリまでの家を建てても、ゆとりある生活を送るには住空間が足りない、という事態に陥ってしまうケースが多いんです。
そこで注目したいのが「地下室」です。
地下室は、「その建物が住宅として使われており、かつ地階の天井が地面から1m以下の位置にある」という条件を満たしていれば、延床面積の1/3までがカウントから除外されるんです。
本来のルールよりも、実質3割以上も容積率が緩和されるという点を覚えておきましょう。
●気温・湿度の安定した部屋を作ることができる
地下室には、建築基準法で調湿・換気のための設備の設置が義務付けられているんです。
他の部屋に比べて、室内の気温や湿度の変化も小さいため、少し手を加えて飲食料の保管庫にするという方もいます。
もちろん、自分だけのワインセラーを手に入れるために地下室を作られる方も多いですが、もしものときのシェルターにもなる「避難所」としても使うことができます。
耐震性に優れ、飲食料の保管にも適している地下室
いかがでしたでしょうか。
ワインセラーとしてだけではなく、何らかの災害に見舞われた際のシェルターとしても活用することが可能です。
信じられないかもしれませんが、永世中立国であるスイスは国民が自宅に核シェルターを設置することを勧めており、所定の条件を満たすことで補助金のサポートもあるんです。
様々な使い方ができる「地下室」。皆様も住宅の設計プランに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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