建て替え時の仮住まい
投稿日:2020.06.10
家を建て替えるときには、完成するまでの「仮住まい」が必要となります。
住宅の設計に気を取られ、後回しにして困ってしまったという人も多いんです。
数ヶ月~1年という短期間契約は、賃貸のオーナーから敬遠されがち。
今までと大きく生活が変わることのないよう、できれば生活圏を変えずに、かつ、お得な住まいを見つけたいですよね。
そこで今回は、仮住まいに関する基礎を解説していきます。
仮住まい探しのポイント
古くなった家を建て替える、両親と一緒に住むためバリアフリーの家にする、などさまざまな理由で、最近は家を建て替える方が増えています。
実際に建て替える場合、数ヶ月から半年、長ければ1年ほどの間、仮住まいで暮らすことになります。
いざ仮住まいに移る際に焦らないためにも、大切なポイントをおさえておきましょう。
●短期契約は敬遠されがち
賃貸のオーナーからすると、短期間契約は歓迎されません。
ただでさえ敬遠されがちにも関わらず「家賃を一括で支払うからある程度まけて欲しい」「短期契約だから敷金礼金を下げて欲しい」などの要望には答えられないと言われるケースがあります。
それに、退去後の入居者を探す手間がかかるため、それなら短期ではなく2年など長期で契約してくれる入居者を探したいと思うのも仕方のないことです。
もちろん、中には「短期でも住んでくれるならありがたい」「6ヶ月など期間が決まっていれば次の入居者の募集を時間をかけて行える」と好意的なオーナーと巡り会える場合もあります。
運やタイミング、そのオーナーの人柄など条件によりさまざまですが、傾向として「短期契約は敬遠されがち」ということを頭に入れておくと、スムーズに決まらなかった際にストレスを感じることなく対応できるのではないでしょうか。
●賃貸以外の選択肢もある
【仮住まいの選択肢】
- 賃貸
- ウイークリー・マンスリーマンション
- B&B
- ホテル
- 実家や親戚、友達の家に住む
建て替えの場合は半年以上かかることも多いのでB&Bやホテルなどを使用する方は少数です。
仮住まいの費用を抑えたい場合は、実家や親戚の家に居候するという方法もあります。
家族全員での居候が難しい場合は、妻と夫がそれぞれの実家に住んだり、妻と子どもが実家に行き、夫が職場近くの賃貸物件を利用する、といった方法も考えられます。
賃貸のメリット・デメリット
仮住まいの一般的な選択肢である「賃貸物件」と「ウイークリー・マンスリーマンション」。
それぞれのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
特徴を踏まえてチェックしていきましょう。
賃貸物件の特徴
アパートやマンションなどの賃貸は物件数がたくさんあるため、建て替える際に家の近所で物件が見つけやすいと言えます。
生活する場所からなるべく近い場所に部屋を見つけられると、生活環境に早くなれることができるのでいいですよね。
最近は「ペットと一緒に住める」「セキュリティー面が厳重」「キッチンやバスの設備が充実」など、さまざまな物件があるので、犬や猫を飼っている方もスムーズに手続きができる場合があります。
物件数の多さが魅力の賃貸物件ですが、初期費用がかかってしまうという点がデメリット。
一般的に、賃貸物件で必要な初期費用は下記の通りです。
■礼金
賃料の1~2か月分であることが一般的です。
礼金は必ずかかるものではなく、必要ない場合もあります。
■敷金
礼金と同じように、賃料の1~2か月分であることが多いです。
敷金は「退去時には返却されるお金」として知られていますが、部屋について住居者に責任のある汚れや損傷がある場合は、敷金から修復資金が引かれます。
そのため、全額返金されるとは限らず、場合によっては追加料金が発生してしまうケースもあります。
■仲介手数料
不動産会社に仲介を依頼したときに、不動産会社に支払う手数料のこと。
賃料の1か月以内が目安となっています。
そのほかにも前払い制度や賃貸物件の保険料、保証会社への保証料など他にもさまざまな費用が発生します。
仮住まいのための短期契約の場合、この初期費用による負担が大きいと感じる人がいます。
可能であれば負担の軽い物件を選びたいですよね。
しかし希望の条件に合う物件がタイミングよく見つかるかというと、難しいかもしれません。
初期費用がかかる前提として物件探しを行いましょう。
また、賃貸の場合は水道・電気・ガス料金などの光熱費を契約しなければいけません。
このための手続きにかかる時間も考えて計画しましょう。
便利な「戸建ての賃貸物件」
建物が変わることによる環境の変化は想像以上に大きいもの。
それまで戸建てに暮らしていた人にとって、賃貸物件に住むというのはたとえ短期間であってもストレスがかかるもの。
特に他の住居者との関係や、生活音などに気を使ってしまい面倒と感じてしまうこともあるかもしれません。
小さい子どもがいる家庭や、ペットを飼っている人にとっては少なからずストレスになってしまいます。
戸建てに暮らしている子どもの多くは「下の階に人が住んでいる」という感覚を知りらないため、突然「静かにしなさい」と言われても、理解するまでに時間がかかるかもしれません。
そのような方におすすめなのが、「戸建ての賃貸物件」。
戸建の賃貸であれば、生活環境などが変わらないためストレスがかからないだけでなく、アパートやマンションよりも広い物件が見つかる可能性もあります。
賃料だけ見ると高く感じるかもしれませんが、ご近所の目を気にしたり騒音問題に頭を抱えることもありません。
ウイークリー・マンスリーマンションの特徴
ウイークリーマンションは1週間から、マンスリーマンションは1か月から契約できる賃貸物件のことを言います。
敷金・礼金は一般的に不要で、保証人不要の物件もあり、契約は身分証明書と申込書の提出のみで完了するケースもあります。
シンプルで簡単な契約なので急な仮住まいのときの心強い味方といってもいいかもしれません。
また、水道・電気・ガスなどはもともと完備されているため、自分で契約する必要はありません。
光熱費の費用は賃貸料金に含まれていることもあれば、日割りでかかる場合もあります。
一般的に賃貸物件は、「2年契約」となっているところが多く、それより短期間で契約を終えるには別途解約金が発生してしまう可能性もあります。
それに比べてウイークリー・マンスリーマンションの場合はもともと短期間の契約となっているため、途中解約の手続きは要りません。
ただ、多くのウイークリー・マンスリーマンションでは家具や家電が備えつけられていることが多いため、家具・家電がすでに揃っている仮住まいのケースだと重複して困ってしまう場合もあるので注意が必要です。
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