将来を見据えた「平屋住宅」を手に入れよう
投稿日:2020.08.18
最近、20代からシニアまでの幅広い年代で人気を集めている「平屋住宅」
新築一戸建てを建てるにあたって、上下階の移動がなく暮らしやすいことから「平家」を選択肢に入れる人も多くなってきました。
「開放的な空間で子育てをのびのび楽しみたい」と、若い世帯の中でも広まりつつあります。
今回のコラムでは、そんな平屋住宅のメリットと、建築する時のポイントなどについてもご紹介します。
平屋住宅のメリットとは?
●生活動線が楽
階段の上り下りがないために移動が楽ということは、平屋の一番のメリットとも言えるのではないでしょうか。
掃除のときなど、2階建てでは掃除機を持って上下階を行き来したり、寝室に忘れ物をしたらいちいち階段を上がって取りに行かなくてはならなかったりと、
2階建ての住宅には大変なシーンがたくさんあります。
一方で、平屋であれば移動が水平方向だけで済むため、将来、階段の上り下りが辛い年齢になっても、暮らしやすい優しい間取りとなっています。
●庭と行き来しやすい
各部屋が庭と直接つながる間取りにする場合、屋外の空間を生かしたつくりにすることができます。
部屋の延長空間としてデッキを広げたり、部屋とガレージをつなげてカーライフを楽しんだりと充実した生活が送れそうですね。
●開放的な空間をつくりやすい
平屋は一層分の柱や梁で屋根を支えるシンプルな構造となっています。
耐力壁(構造を支える壁)が2階建てに比べて少なく済むため、開放的な間取りがつくりやすいのも特徴のひとつです。
さらに、屋根裏の空間をオープンに使って、屋根勾配を現したダイナミックな吹き抜け空間とすることもできます。
開放的なプランにすると、各部屋の温度差が少なくなるため、ヒートショックの予防にも繋がり長く住み続ける上で安心できる要素のひとつとなります。
●メンテナンスしやすく、費用も安価
住宅は定期的なメンテナンスや修繕が必要になりますが、平屋は軒が低く、屋根や雨樋、外壁等のメンテナンスがしやすいという特徴があります。
また、2階建てに比べて、修繕時の足場を組む費用も抑えることができるため、比較的安価で建てることができます。
●家族のコミュニケーションがとりやすい
子どもや家族の誰かが個室にこもっていたとしても、同じフロアにいるため目が届きやすく、声がかけやすいというメリットがあります。
思春期の子どもが2階の部屋に閉じこもり出てこなくなるといった心配もなく、家族とのコミュニケーションがとりやすい空間です。
●安定、安心の構造
「建物の重量」は、建物の耐震で重要な要素のひとつ。
重量があるほど建物は大きく揺れると言われています。
平屋は2階建てに比べて軽いため、耐震性の点では比較的安心できます。
もちろん、技術や設計しの腕にもよりますが、平屋のシンプルで安定した構造は揺れに強い傾向があり、住宅デザインが優雅に見えるというメリットがあります。
●広さを堪能できる
延床面積が同じ建物の場合、平屋はワンフロアの面積=延床面積となるので、その広さを隅から隅まで堪能することができます。
例えば延床面積100m2の家の場合、平屋はワンフロアで100㎡の広がりがありますが、2階建ては、1階と2階が同じ面積の「総2階建て」の場合ワンフロアは50㎡の広さとなるため、平屋と比べるとたとえ同じ面積であっても狭く感じてしまうかもしれません。
平屋住宅を建てるためのプロセス
注文住宅を建てるためには、まず土地を探すことからスタートしますが、この「土地探し」が重要なポイントとなります。
家を建てるためには、まず土地を買い、その後に土地に合わせて建物を設計すると考える人が大半かもしれませんが、実際には逆なのです。
実は土地には様々な制限があります。
土地を買った時点でその土地にどのような建物が建てられるかということはおおよそ決まっているため、先に建てたい家の階数や広さのイメージを描き、
その住宅を建てられる土地を探す方が、希望する家を建てられる確率は高くなるかもしれません。
土地は1つとして同じものはなく、大きさ、形、方位、水道やガスなどのインフラ、そして法令制限などすべてが違います。
最悪の場合、土地を買ってから思い描いていた家が建てられない、というケースもあるため土地探しの際には、場所や価格だけではなく、
建築的な側面からもプロの意見を聞きながらプランニングしましょう。
平屋の中古住宅の探し方
平屋住宅を建てる人もいれば、中古住宅を探すという人もいるかもしれません。
といっても、特に大都市圏では物件の数も少なく、見つけにくいもの。
そんなときは、全国に空き家登録された物件から情報を探してみましょう。
空き家物件情報を自治体のホームページで公開する「空き家バンク」や全国の空き家情報を一元管理する国土交通省の「全国版空き家・空き地バンク」等がおすすめです。
平屋住宅は田舎がおすすめ?
最近では、郊外や田舎の中古平屋住宅を購入する人が増えています。
その理由としては、テレワークの制度を取り入れる企業が増えたため。
今後は通勤が必要なときは会社の近くに、それ以外の休日やテレワーク期間は緑の自然豊かな田舎暮らし、という二拠点生活を考える人も増えることが予想されます。
都会と対照的な田舎の中古住宅探しは、街中での家探しでは全く想像もつかない家と縁があるかもしれません。
ただ、購入した家が、将来的に負の資産となってしまっては損をしてしまいます。
維持管理できるのか、自分たちが住まなくなったら住みたいと思う人がいるエリアなのか、売却できるのか、などを総合的によく考え、
注意点をチェックした上で設計することをおすすめします。
会社選び
会社選びをする上で最も重要なポイントは、資金計画から土地探し、建物の設計、さらには金融機関のことまで、トータルで寄り添ってサポートしてくれる会社であるということ。
言い換えれば、家づくりのプロセスをすべて同じ会社で一貫して任せられるかどうかということが大切です。
また、平屋・2階建を問わず、実績の豊富な会社を選ぶと安心です。
多くのお客様の要望を聞き、対応してきた実績のある会社が良いでしょう。
インターネットでいろいろ物件を検索するよりも、実際にお店で話をしてみる方が、案外、理想のマイホームを得るための近道となるかもしれません。
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