注文住宅でこだわりの家づくりを実現するためには?
投稿日:2020.08.29
こだわりの詰まった自由な空間を実現できるというのは、注文住宅の大きなメリットです。
しかし、注文住宅では、こだわりすぎても失敗してしまうリスクがあります。
何軒もモデルハウスを見ていくうちに自分たちの注文住宅での内装のイメージはできても、実際に自分たちがモデルハウスのような住宅で満足できるかということはまた別です。
そこで今回は、新築一戸建てのこだわりを成功させて、快適で住み心地の良い家をつくるためのポイントをご説明します。
まずは情報収集からスタート
こだわりの注文住宅を建てるためには、ネットや書籍以外にも、不明点を施工業者に質問するなどして、徹底的に情報収集をすることをおすすめします。
なぜなら、イメージだけで間取りや構造、設備などを決めてしまうと、後になって「こんなはずではなかったのに」と後悔してしまう可能性があるからです。
こだわりの注文住宅を成功させるためには事前の「情報収集」が必要不可欠です。
理想をイメージだけで完結させるのではなく、可能であれば、理想に近い住宅を実際に見学してみることをおすすめします。
実際に足を運んでみると思わぬ発見があるかもしれないので、機会があれば見学に参加してみてください。
住宅雑誌などに掲載されている物件を建てた住宅会社も見学できる可能性があるため、掲載雑誌の編集部を通じて、コンタクトをとってみると良いかもしれません。
また、注文住宅を建てた人の体験談を聞くのも参考になります。
実際にこだわりを実現して満足した人と後悔した人の意見は非常に参考になるため、できる限りたくさんの人の体験談を参考にしましょう。
成功例を知れば安心してこだわりを反映しやすくなりますし、失敗例からは、こだわりを実現するうえでの注意点を知ることができるため、時間をかけて情報取集を行うことから始めましょう。
家の雰囲気をイメージする
注文する会社によって設計デザイン力が異なるため、設計事例や施工事例など良く確認し、ご自身に合うところを見つけましょう。
デザインも和風デザインやアンティークデザイン、吹き抜けなどいろいろな設計ができます。
また、見た目だけでなく材料や素材についてこだわって考えることをおすすめします。
例えば、木を無垢材にすることで、家に「暖かみ」をもたらしてくれるため、木が本来の持つ暖かみや優しい肌触りを感じることができます。
木の種類の違いや漆喰・珪藻土などの自然素材の塗り壁の種類も豊富なため、素材が醸し出す雰囲気を味わういながら生活していくことができます。
このように「ただ見た目がいいから満足」というのではなく長年自分がその家に住む上で「本当に心地よく住めるか」という部分を考えながらプランニングしていきましょう。
収納スペースにこだわる
新築一戸建てでこだわりたいポイントの一つは、「収納の位置」です。
意外に思う人も多いかもしれませんが、収納の位置をこだわることが非常に大切です。
私たちが普段生活をする上で収納スペースは暮らしやすさにとても影響します。
実際、注文住宅を建てるときに「収納のつくりで失敗」したという声をよく耳にします。
十分な収納量がなかった、収納が使いづらいといったことは、実際に使い始めたら気づくもの。
しかし収納スペースは後から増やすことができないため、事前にきちんと計画しておきましょう。
また、「使い勝手」も重要なポイントの一つです。
家事動線やドア・引き戸の種類、バリアフリーの考え方など、将来車いすが使えるような間取りかどうかもチェックしておくことをおすすめします。
家の性能をチェック
耐震・断熱・省エネ・快適設備などの「家の性能」は住宅をプランニングする上で一番大切なポイントです。
最近では地震が多く発生していることから特に木造住宅の耐震性について心配する人が多いかもしれません。
新しく建築するものは耐震基準をクリアしているため、木造であってもある程度の地震に耐えることはできますが、やはりしっかりと補強をしておくと安心して長くすみ続けることができます。
また、快適に過ごすためには「断熱」や「省エネ」も意識することをおすすめします。
「省エネ住宅」や「エコ住宅」という言葉も流行っていますが、これは家を断熱することによって冷暖房の使用を減らすことができる高断熱・高機密な住宅のことを言います。
夏の暑さや冬の寒さをしのぐためには「断熱」を施すことが非常に重要です。
壁や床、天井などに断熱材を入れたりすることで熱の出入りを少なくすることができるため、冷暖房の熱を逃がさず電気代の節約にもつながります。
また、こうした耐震性や省エネを意識した住宅を建てる場合は、自治体から補助金が出ることがあるため、そうした制度も活用することをおすすめします。
そのこだわりは本当に重要?
家族でマイホームへのこだわりを出し合うと、さまざまなこだわりが出てくるかもしれません。
特に家族全員が使うリビングやダイニング、キッチンや浴室などの水まわりは家族それぞれの理想の形がありますよね。
デザインについても違った意見が出ることも多いでしょう。
しかし、家族全員のこだわりをすべて反映させるのは不可能です。
そのためお互いに納得のいくポイントを探し、時には取捨選択していく作業が必要です。
取捨選択していくためには、こだわりに優先順位をつけなければなりません。
たとえばインナーバルコニーがどうしても欲しいというこだわりが出た場合、
「屋根があるから雨が降っても洗濯物が濡れない」
「ガーデンチェアとテーブルを置いて自然の風を感じながらお茶を楽しめる」
といったメリットがある一方で、
「インナーバルコニーを設けた分リビングが狭くなる」
「窓が大きいため夏は太陽の日差しが強く部屋が暑くなる」
といったデメリットもあります。
双方を比較して、家族で十分に話し合いながら快適なマイホームをつくりましょう。
まとめ
憧れのマイホームを実現させるために「さまざまなところにこだわりを散りばめたい!」と考えるのは、マイホームを建てる人共通の思いですよね。
しかし、特定のこだわりに固執しすぎて全体のデザインバランスが崩れたり快適性が下がったりするようでは、本末転倒です。
たくさんあるこだわりの中でどれをより優先するか、家族でしっかりと話し合いながら絞り込んでいきましょう。
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