学区内でマンションを買い替える際の注意点
投稿日:2020.09.20
「家を買い替えても、子どもは転校させたくない」
「近所の友人もたくさんいる」
「このエリアが良いから、近所で買い替えたい」
家を買い替えるのであれば、同じ学区内や近所だと安心して引っ越しに踏み切れるという人も多いかもしれません。
しかし、こうした学区内や近所での買い替えでは、いくつかの注意点もあります。
そこで今回は、学区内や近所で家を買い替える場合の注意点と解決策、買い替えの知識をご紹介します。
買い替えの際の重要なポイント
買い替えの際に注意したいポイントについてご説明します。
●まずは資金計画を立てよう
買い替えを検討する場合、まずは資金計画を立てることが重要なポイントです。
何かと出費の多い子育て世帯では、その重要性は一層高まるかもしれません。
買い替えをした後に後悔しないためにも、しっかりとした支払い計画をプランニングしましょう。
●次に住む家を見つけてから買い替えよう
住み替え・買い替えを行う理由は、「より良い住環境を求めて」という方が大半かと思います。
つまり、良い家が見つからなければ、今の家に住み続けていた方が良いというわけですよね。
子供が生まれたり、子供が大きくなってきたとしても「今すぐにもう1部屋絶対に必要!」という切羽詰まった状況になることもないでしょうし、より良い住環境を求めているとしても「もうこんな家に1日も住んでいたくない!」という人は少ないのではないでしょうか。
もし仮に、何らかの事情で今住んでいる家をすぐにでも出て行きたい、という場合は、一時的に賃貸に住むという方法もあります。
今住んでいるマンションに先に買い手がついてしまい、慌てて妥協策の物件に住み替え・・・というのでは本末転倒になってしまいます。
より良い生活を求めてマンションの買い替えを行うのであれば、ある程度時間をかけて良い家を見つけてから売却活動を行う方が、最終的に満足のいく住み替えになります。
購入物件探しの注意点
すぐに条件が合う買い替え先が見つかり、スムーズな買い替えになるのが一番良いのですが、学区内のような狭い範囲で物件を探す場合、どうしても、購入先を見つけることが難しくなってしまいます。
購入物件を探す際には以下の3つのポイントを参考に計画してください。
ポイント1:条件の優先順位をつけよう
学区内での買い替えの場合、探せる範囲がどうしても狭くなってしまいます。
そのため、条件の優先順位付けが大切なポイントとなります。
「学区内で」
「新築で」
「広めのルーフバルコニー付きで」
など、条件が増えれば増えるほど、合う物件を見つけることが難しくなります。
そもそも地域内にそのような物件が存在しないということも多々あります。
売りに出る物件の数も限られるため、ポータルサイトで検索してみたら、1件も該当しなかった、というのもよくあることです。
そのようなことを防ぐため、まずははっきりとした優先順位をつけておくことをおすすめします。
例えば、「学区内」が第一条件で、「広さ」が第二条件なのであれば、他の条件(たとえば築年数や駅からの距離など)は少し緩めに検索をかけてみましょう。
いろいろな物件を見ておくことで、妥協点を探っていくことも重要な作業です。
ポイント2:地域の不動産情報に詳しくなる
不動産ポータルサイトなどで物件を検索してみると、大体どんな物件がいくらくらいで売りに出ているのかを知ることができます。
必ずしも「売りに出ている価格」=「売れる価格」とは、言い難いですが、現在の地域の状況を把握できます。
学区内であれば、知っているマンションなども多いかもしれません。
希望する物件ではなかったとしても、「地域内のこの場所のこの築年数・広さの物件がこの価格で出ていた」ということを把握しておくと、
実際に購入したい物件が出た際の目安になるためおすすめです。
また、同じ「マンション」であっても、分譲(一室一室所有者が違うため一部屋ごとに売買の対象になり得る)と賃貸(基本的に一棟全ての所有者が同じで、一部屋ごとに売りに出されることがない)があるため、地域の中のどのマンションが対象になるのか、
などもあらかじめ調べておきましょう。
マンションライブラリーは、これまでの売買、賃貸履歴などもわかり、マンション内で売り物件が出た場合に、お知らせを受け取ることもできるため便利なツールだと言えるでしょう。
地域内のマンションなどに詳しくなることで、「あのマンションが良いかも」といった目標が定まってきますので、よりアンテナを張って物件探しを始めることができます。
利益確定のためなら先に売却活動をするのもアリ
「安い時期に新築マンションを購入し、新築時より価格が値上がりしたので、一度売却して利益確定を狙っています」という人もいるかもしれません。
そのような場合は、タイミングを見ながら、先に売却活動を行うのも良いかもしれません。
ただ、売却が早く終わり、家を探すのに時間がかかり、一時的に賃貸に暮らすようになると家賃が余分にかかってしまうため、売却益が目減りしてしまうリスクもあります。
売却活動と共に、新居探しを精力的に行いましょう。
購入費用の内訳は新築・中古で異なる
気に入った物件が見つかった後、気になるのが「買い替え」にどのくらい費用がかかるのか、ということ。
物件価格を除く購入費用の大きな項目は、ローン保証料、登記費用、火災保険、司法書士費用などが挙げられます。
新しく買う家が新築マンションの場合は、購入費用は物件金額の5%~7%。新しく買う家が中古マンションの場合、購入費用は7%~10%程度必要となります。
新築と中古で費用が大きく異なる理由は、仲介手数料がかかるかどうかということです。
新築マンションには仲介手数料がかかりませんが、中古マンションには物件金額の3%+6万円+消費税という手数料がかかるということを覚えておきましょう。
まとめ
マンションの買い替えを考えた時、やはり子どもの生活、子どもの学校のことはつい気にかかってしまうもの。
もし、子どもが転校することになった場合は、なるべく早めに今の学校に伝えることがおすすめです。
また、小学校、中学校の転校・編入の手続きについては、各自治体によって細かい決まりが異なるため、事前に確認しておきましょう。
できるだけ子どもに負担がかからないよう、タイミングについても考えてみて下さい。
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