注文住宅40坪の価格相場とオススメの間取りプランとは?
投稿日:2020.10.02
皆さんは、40坪の注文住宅と聞いて、どのくらいの広さの家をイメージしますか?
首都圏などの大都市では、10坪台の狭小住宅もたくさんありますし、そこまで小さくなくても20坪台で窓を開けたらすぐに隣の家の外壁があるという、
家と家との間隔も狭いことが当たり前の地域もありますよね。
それらを考えると、40坪の家は、ゆとりのある広々とした住まいがイメージできるのではないでしょうか?
庭や駐車スペースと言った屋外や、リビングや階段付近などの屋内ともに広さや開放感を感じることができ間取りの選択しも広がります。
今回は、40坪の注文住宅の価格相場と40坪の住まいだからこそ、実現できるオススメの間取りプランについてご紹介します。
注文住宅40坪の具体的な広さと価格相場について
40坪の具体的な広さとしては、まず、1坪=約3.31㎡になりますので、40坪は㎡にすると132.4㎡の敷地です。
イメージとしては、例えば、40坪の土地に畳を敷いた場合は、80畳分のもの畳が敷ける広さになります。
また、バスケットボールのコートの1/3程の面積というと分かりやすいかと思います。
しかし、この40坪の土地に、めいいっぱい建物を建てられるわけでは無く、「建ぺい率」や「容積率」によって建てられる規模が変わります。
注文住宅40坪の価格相場は、フラット35利用者データによると3,353万円となっています。
ただ、こちらの価格は、あくまでも全国平均なので、
首都圏だと3,627万円
近畿圏は、3,408万円
その他の地域では、3,193万円
と地域によって価格差があります。
40坪の土地で実現できる!住まいの間取りアイディア
40坪台の敷地があれば、駐車スペースも2台分持つことができます。移動手段が主に自動車の地域では、とても助かりますね。
また、車が1台であっても来客用の駐車スペースが敷地内にあるのは、とても便利です。
家の間取りでは、広々とした開放的なLDKを持つことができ、スペースが必要となるアイランドキッチンが設置できます。
複数でも、窮屈になることなくキッチンで作業ができ、動線もスムーズになるのが、アイランドキッチンの大きなメリットになります。
また、明るく空間の広がりを満喫できる吹き抜けがあるLDKにすることも可能です。
ただ、吹き抜けは冷暖房の効率が良くないので断熱性と気密性の高い家にすることが重要になります。
メリットは、採光が取りやすく明るくおしゃれなリビングになり、風通しが良い、そして家族の気配を感じることができるなどがあげられます。
実例付き!二世帯住宅や開放的なLDK、ワークスペースやロフト設置可能
こちらでは、それぞれのライフスタイルに合った40坪の住まいづくりの実例をご紹介していきます。
【事例1】
まずは、1階と2階で分けて二世帯住宅を建てられた家です。1階は親世帯の住まい、2階が子ども世帯のスペースとしそれぞれで1LDKの間取りを持ちました。
※https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/40tsubo_madori/引用
トイレとキッチンともに、両方の階にありますが、玄関は1階に一つにすることで、プライベートを大切にしながら、お互いの様子や気配が感じられるように工夫されています。
2階のキッチンの背面にはパントリーを設置して、食材などの収納力を多くしました。
また、洗濯機のある脱衣所から、クローゼットまで繋がる効率的な家事動線になっています。
【事例2】
次の事例は、LDKにアイランドキッチンと吹き抜けを設けて、開放的で風の通る心地よい空間を実現しました。
駐車スペースは2台分確保していますが、屋外よりも屋内に広さを十分にとり、アプローチや庭はコンパクトになっています。
※https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/40tsubo_madori/引用
東側に吹き抜けをつくり、ゆとりあるアイランドキッチンを設置しました。
4LDKでウォークインクローゼットや納戸を設け、本棚やワークスペースも多く設置しており、プライベート空間も確保されています。
【事例3】
次にご紹介するのは、吹き抜けの階段の近くにロフトや書斎を設置したプランとなっています。
敷地面積40坪強の土地に、建坪が17坪の住まいです。
※https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/40tsubo_madori/引用
開放的な吹き抜けのある階段と途中に落ち着いた雰囲気の書斎があり、部屋数は多くはありませんが、ウォークインクローゼット、小屋裏にはロフトも設置され収納も十分にあります。
しっかりと把握しておきたい!坪単価を見るときのポイントと注意点
40坪の敷地面積は、それぞれのライフスタイルに合ったゆとりのある色々なプランが立てられますね。
最後に、坪単価についてお話したいと思います。
坪単価というものは、定義がはっきりと決まっているものではありません。
メーカーによって、坪単価に含まれる費用は違っており、曖昧なものです。
少しでもお得な価格に見せるために、多くのメーカーでは外構や手数料などは入っていないことがあります。
カーポート、雨戸、照明器具やカーテンレールも追加工事が必要なケースがあり、それらも坪単価には含まれていないことが多いのが現状です。
また坪数が大きいと単価が低くなりますので、一般的には、ポーチやベランダなど通常の延床面積に入れない場所を加えたものを総合施工床面積として、坪単価を出していきます。
ハウスメーカー、工務店により、坪単価の出し方は異なっているので、どのように算出しているかを確認することが大切なポイントになります。
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