和室ベッドルーム!ホテルのような和の空間を
投稿日:2020.10.09
「和室にベッドを置いても大丈夫かな」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
畳のへこみや、カビ・ダニなどはもちろんのこと、「そもそもインテリア的に合うの…?」と疑問に感じてしまうという人もいるかもしれません。
そこで今回は、和室にベッドを置いておしゃれな寝室にするためのコツをご紹介します。
畳の質感を生かそう!
和室の場合、畳に合う、い草の色や質感とベッドをどう合わせるかが重要なポイントです。
また、へりの色も紺、黄緑、緑とさまざまで、それぞれの異なる雰囲気を味わうことができます。
和室にベッドを置く際に大切なのは「畳を保護する」ということ。
畳はベッドを置く前提で作られていないため、いくつかの注意点があります。
また「畳を保護しよう」と思うあまり、覆いすぎると、逆に畳の良さがなくなり、カビなどによって劣化を早めてしまう危険性もあります。
へこまないように気をつけすぎて、カビだらけになっては畳が使えなくなってしまいます。
そのため、最適な「バランス」を考えることが大切なポイントです。
和室を寝室にする際の注意点
和室にベッドを置く際、何の対策もなくベッドを置いてしまうと、部屋が傷んでしまったり不衛生になってしまったりする可能性があります。
ここでは、和室を寝室にする場合に注意すべき点をご説明します。
●畳保護のため配置に気を付ける
フローリングの場合は、少し押せばすぐに移動することができます。
でも畳の場合は、押してずらすと畳がすぐにボロボロになり、劣化の原因となります。
配置は最初の段階でなるべく決めてしまい、無駄に動かさないように注意が必要です。
「掃除機を掛ける時はベッドを動かしたい」「シーツを取り替える時はどうしたらいいの?」と思う人もいるかもしれません。
そういった状況を予め想定し、壁から少し離しておくのがポイントです。
また、動かす必要があるときには畳の「目の方向」に合わせて動かすようにしましょう。
●畳のへこみに気をつける
一般的なベッドの形状として、4本足のものが多く見られます。
ベッドは、寝ている人の体重分が毎晩かかっているため、毎晩柔らかな畳の上に長時間ベッドを置いておくことになれば、4本足のままでは畳もすぐに凹んでしまいます。
畳が凹んで傷んでしまうと、畳の交換が必要になる可能性も出てきます。
そのため、ベッドを置く際に畳が傷まないよう対策しておくことが重要なポイントです。
そこで、畳の上にベッドを置く場合には、凹み防止のために床キズ防止用のマットの使用をおすすめします。
また、ベッドを選ぶ際にベッドフレームを考慮するという方法もあります。
ベッドフレームには、面でマットレスを支えるものや、フレームそのものに加重が全くかからないタイプのものもあるため、フレームの形状によっては、
マットを敷くなどの凹み防止対策が必要ない場合があります。
畳ベッドルームの事例
実際に、畳の良さを生かしたベッドルームをご紹介します。
テーブルランプで癒しの寝室
まるで高級和風旅館のような上品な寝室。
部屋の中央にある障子を、あえて開けないようにし、ヘッドボードに見たてているアイディアが斬新です。
両サイドにテーブルランプを置くことで、ホテルライクな雰囲気を味わうことができます。
ゲストルームとしても喜ばれそうですね。
土壁には、丸い鏡を2つ取り付け、左右対称になるフォーカルポイントを作っているため、和モダンな寝室が演出されています。
出典:http://roomclip.jp/photo/6Tp9
ベッドカバーリングで印象は大きく変わる
ベッドカバーリングはお部屋のイメージを左右するものの一つ。
和室の場合、一番失敗がないのは白色のカバーリングです。
布団に使われることが多い白のカバーリングなら、違和感なくなじんでくれます。
また、日本の伝統色である少しくすみのある自然の色を入れるとイメージが統一されてすっきりとした印象に。
反対に洋風に仕上げたい場合は、アクセントとなるような色を取り入れるのをおすすめします。
和室の場合、建具にはあまり主張の強い色を入れないことが多いので、カバーリングをアクセントのある色にすると視線を集められます。
カバー類以外にも高級ホテルでよくみられるベッドスロー(靴のままベッドに転がれるように足元に設置された布)や
ボルスタークッション(背もたれや抱き枕として使われる円筒形のクッション)などを加えるとハイクラスなお部屋に。
目指すテイストに合わせてうまく組み合わせましょう。
https://www.pinterest.jp/pin/493707177903643761/
のれんやタペストリーでオリジナリティ溢れる寝室
こちらは、かもいを利用して、のれんやタペストリーを吊るし和風にアレンジしたベッドルームです。
ターコイズのベッドカバーがインパクト大ですが、周りのグリーンや障子のやさしさが、その強烈な色を緩和させています。
こういった白い壁の和室であれば、いろいろなテイストや素材を組み合わせて、自由なコーディネートが楽しめそうです。
出典:http://roomclip.jp/photo/h2bG
黒をベースにハイクラスな和の空間
小上がりに合わせてモノトーンでまとめた高級感ある寝室です。
グレーの屏風に黒のペンダントライトという斬新な組み合わせですが、部分照明で色の濃淡をうまく演出しており、他にはない現代的なかっこよさのある寝室となっています。
ウォームグレーのベッドスローがアクセントとなり、さらなる高級感を感じさせます。
https://www.pinterest.jp/pin/630785491531447306/
まとめ
和室にベッドを置くとなると、和と洋をうまくミックスさせられるか心配な方も多いかと思います。
和室にベッドを置く際には、上記の注意ポイントをしっかりと押さえたうえで、プランニングしましょう。
和室にベットを置くことで、ワンランク上のおしゃれな寝室へと変化させることも十分に可能です。
和の雰囲気を味わえる素敵な空間を作り上げるためのさまざまなアイデアを有効に取り入れて、リラックスできる寝室を実現させましょう。
この記事が少しでもお役に立てますと幸いです。
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