インナーバルコニーのメリット・デメリット
投稿日:2020.10.10
インナーバルコニーというと、何となく「明るくておしゃれ」というイメージを抱く人もいるかもしれません。
しかしインナーバルコニーとは何か、具体的に説明できる人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな「インナーバルコニー」について解説するとともに、インナーバルコニーのメリットとデメリットをご説明します。
インナーバルコニーとは
一般的なバルコニーとは、住宅から張り出すような外観となっています。
また、屋根がついてない場合や、1階にも設置するケースもみられます。
一方でインナーバルコニーは一般的に住宅の2階以上に、建物の中に入り込むような形で設けられています。
住宅の外観は一部分がバルコニーになっているように見え、住宅の中では、部屋の延長として屋根付きの屋外を使用できるという特徴があります。
インナーバルコニーのメリット
参考:https://www.instagram.com/p/BLkaRjaB1Vm/?utm_source=ig_embed
●屋根があるため天候に左右されない
インナーバルコニーを設置する上での一番のメリットは、やはり半屋内の空間なので天候に左右されずに洗濯物を干すことが出来るということです。
よっぽどの風が吹かない限り、天気が心配でも安心して外出することが可能です。
雨風をしのぐことにより、バルコニーにモノをおいておいても雨に濡れて錆びて痛んでしまうなどの心配をせずに済むため、ストレスのない生活を手に入れることができます。
●屋内にある庭として使用できる
インナーバルコニーは、屋外とのシームレスな空間を演出することが出可能です。
見た目が広いだけではなく、リビングの延長のような感覚で使うことが出来るため、屋内にあるプライベートな庭のように使うことができます。
テーブルやベンチを置いたり半屋外のプライベートな空間を味わうことも可能ですし、インナーバルコニーは2階以上の高さにある為、
リクライニング式のデッキチェアを設置すれば人目を気にせずに読書をしたり、日向ぼっこをしたり、隙間から星を眺めたりプライベートな時間を楽しむことができます。
●趣味を堪能する部屋として使用できる
インナーバルコニーは、部屋として使用することもできるため、趣味のガーデニングや、家庭菜園などを楽しんだり、ソファやカウチソファなどをおくことで
ゆったりとしたひとときを過ごすことができます。
夏には風鈴をおいたり、ろうそくに火を灯して物思いにふけったり、たまの休日にはインナーバルコニーにダイニングを移せば、家族や友人と食事を楽しむことも。
「観葉植物を育てたい」「ハンモックを吊り下げたい」といった要望も設計次第では叶えることができます。
インナーバルコニーのデメリット
■普通のバルコニーより価格が2倍する
一番のデメリットはインナーバルコニーの設置費用と言えるかもしれません。
インナーバルコニーは一般的な外に張り出しているバルコニーよりも価格が高くなります。
その理由は断熱材を下に敷く必要があるということと、屋根が必要となるためです。
特に広いインナーバルコニーをつくる場合は、それに応じて価格も上がってしまうということを念頭に置いてプランニングしましょう。
■配置によっては部屋が暗くなる可能性がある
インナーバルコニーは屋根があり雨風をしのぐことができるというメリットがある一方で、採光をとることが難しいというデメリットがあります。
天窓を設置すれば採光をとることはできますが、それでも隣接する部屋が暗くなってしまう可能性があります。
■屋根を支える為の設計が必要なため間取りや構造に制約が出る
インナーバルコニーでは、屋根を支える為の構造や間取りが必要です。
屋根を支えるための柱や壁の必要量は、屋根の大きさにより異なります。
開放的でプライベートな空間を持ちたかったのにも関わらず、設計で失敗すると、理想のインナーバルコニーは実現できません。
全体の間取りや設計者、建築家の腕によってかわくるため、注意が必要です。
インナーバルコニーの事例
おしゃれな部屋として使う
参考:https://www.instagram.com/p/Bmh9zYhnTiM/?utm_source=ig_embed
インナーバルコニーを部屋にした場合、室内にある普通の部屋とは違った雰囲気を味わうことができます。
開放感を感じられ、おしゃれな気分にひたることができるでしょう。
海外の映画に出てくるような、、ひとつのおしゃれな部屋として手を加えることで、室内とインナーバルコニーを使い分けるのもおすすめです。
ガーデニングに最適
参考:https://www.instagram.com/p/BaAeOWTl6Gx/?utm_source=ig_embed
植物の多くは明るさを好むものの、直射日光が苦手な種類もあります。
また、風通しのよい場所でない育たないという特徴があり、そういった植物が元気に育つ条件に最適なのが、インナーバルコニーです。
屋根付きのため適度な日当たりになり、風通しがよいスペースです。
気温の低い時には室内へすぐに避難させることもできるため、ベランダのスペースでは難しかった、本格的なガーデニングを行えます。
植物による癒しの空間になることでしょう。
ペットの居場所
参考:https://www.instagram.com/p/BaAeOWTl6Gx/?utm_source=ig_embed
基本的にインナーバルコニーは広いので、ペットが思い切り体を動かして遊ぶことができます。
室内で飼っているとどうしても運動不足になってしまいますが、ある程度の広さで自由にさせると、運動不足の解消にもなります。
風通しのよいインナーバルコニーで過ごす時間が増えれば、季節の変わり目にペットの抜け毛や掃除も簡単なのでそういった問題も解消されます。
ペットにとっても飼い主にとっても居心地のよい空間になります。
まとめ
インナーバルコニーは使い方も様々で、メリットもたくさんあります。
しかし、その一方で設置するための間取りが難しいので、インナーバルコニーを設置したいと考えている方は、メリットとデメリット含めて考えましょう。
また、通常のバルコニーを設置して、あとからリフォームでインナーバルコニーにすることもできます。
新築をする際には様々な費用がかかりますので、気になる方はまずバルコニーを設置することも考えてみてください。
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