門扉の選び方のコツ!
投稿日:2020.10.14
「門扉」は玄関の顔とも言える重要な存在です。
しかし、いざ選ぼうと思うと、デザインや、開き方や仕様まで案外バリエーションが豊富なことに驚くかもしれません。
毎日使うものなので、「使いづらい」「家の雰囲気と合わない」などと後悔することのないよう、基礎的なことを知ってから選びましょう。
門扉の意味
門扉を設ける意味とはどんなものでしょうか。
●バリケードのとしての役割
門扉を設けることにより、空き巣などの侵入者を防ぐ、バリケードの役割が期待できます。
ペットを飼っているご家庭や、小さなお子さんがいる家では、うっかり外に飛び出してしまうのを防いでくれるという効果も期待できます。
●家の顔としての役割
門扉はお客さんを迎える最初の場所で、「家の顔」としてその家の印象を大きく左右します。
そのため、外観に合ったデザインを選択し、いつも清潔に保つよう心がけましょう。
正面の門扉は多少値段が高くても、錆びない品質のものを選ぶことをおすすめします。
●意識の切り替え空間
最近はオープンスタイルのエクステリアが主流となっていますが、門扉があることで外との空間の区別することが可能です。
敷地の中で庭やアプローチを花や植木で彩ったり、ウッドデッキやテラスを庭に作ったり、ミニ和風庭園などを創作すると、西洋風の雰囲気が漂う空間にすることができます。
門扉の開き方
門扉の開き方には大きく分けて三つのタイプがあります。
玄関周りの広さ、奥行や使い勝手を考えながらプランニングしましょう。
1. 内開き
道路側から家屋側に向かって開くタイプです。
開く扉の分だけの奥行スペースが必要です。
一般的に広く普及しているタイプです。
2. 外開き
道路側に開く外開きタイプの門扉です。
開いたときに通行人や車にぶつかることのないよう、取付位置を家屋側に後退させましょう。
3. 引き戸
横方向へスライドして開ける引き戸タイプの門扉です。
奥行のない玄関でも取り入れられ、間口も大きく開くためベビーカーや自転車を敷地内に持ち込むという方にもおすすめのタイプです。
門扉の素材
門扉の素材はどのような種類があるかをチェックしましょう。
■重厚感のある鋳物門扉
門扉の素材でも特に人気なのが、重厚感のある鋳物です。
表面が少しざらりとしていて趣があり、鋳物素材ならではのどっしりとした門構えとなっていいます。
洋風のデザインに合わせやすいのが黒い鋳物門扉で、レンガ門柱との相性が抜群です。
見た目が一段と引き立つエレガントでオシャレなデザインが特徴となっており、枕木・塗り壁の門柱にも合わせやすいタイプですです。
門扉の上部がカーブしていたり、門扉の中にデザインを施してある商品など種類も豊富です。
画像:https://suvaco.jp/project/HXUR7CtERk
■木目調門扉は美しい
木目調門扉は門扉の中でも値段が高く、デザインが優れています。
ナチュラルでモダンな建物によく合う温かみが感じられます。
電動式の木目調門扉で開閉も楽にできます。
画像:https://suvaco.jp/project/qWZ5VSnArW#VClrnjdjdT
■デザイン豊富なアルミ門扉
門扉で最も人気があり使いやすいのがアルミ製品で、タイリッシュな製品やデザインが豊富です。
和風洋風問わず合わせやすく、軽くて長持ちするのも長く愛される理由の一つです。
画像:https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/gate_open_ab/
門扉の価格目安
門扉の価格は、設置場所の大きさ(広さ)、開き方、素材など種類によって大きく異なります。
一般的な玄関をイメージした場合、費用の目安は、片開き・両開き・アコーディオン式などで5万円~15万円ほどです。
片開きの方が両開きよりも安い傾向にあります。
同じ両開きでもアルミ形材は5万円~7万円程度で購入できますが、ガラス製のものは20万円を超えるタイプもあります。
このように、種類やタイプによって価格が大きく変わるため、価格とデザインのバランスを見ながら選びましょう。
駐車場など広めの場所に設置する場合は20万円~50万円程度になります。
門が必要なシャッター式、跳ね上げ式などで、リモコンによる開閉が可能なタイプは価格が高くなります。
いずれの種類を設置するにしても、玄関に設置する場合「6万円~12万円」程度、駐車場など広めの場所に設置する場合「15万円~30万円」程度を予算の目安にすることをおすすめします。
門扉は両開き?片開き?選ぶ際のポイントは?
両開き、片開き、外開き、内開きなど、さまざまな種類がある門扉。
一度設置したらそう簡単に撤去したり付け替えたりする人はいません。
そのため、どの種類を選ぶかは非常に重要となります。
裏口など狭い場所への設置であれば片開き、玄関であれば両開きがおすすめです。
外側、内側いずれのスペースにも余裕がない場合は、スライド式を採用しましょう。
スライド式バリアフリーの機能もを導入している家庭に適しています。
また、アルミ素材の門扉は、さまざまな建物に合わせやすいという特徴があります。
その中でも重厚感があるアルミ鋳型の門扉は、洋風の建物におすすめです。
ナチュラルさやオシャレ感を出すなら木目調の門扉、個性を出すのであれば細かいデザインが可能な鉄製やスチール製なども検討して見ましょう。
跳ね上げ式やシャッタータイプなど上下に開閉する門扉もありますが、小さなお子さんや高齢者、ペットなどが挟まれるリスクがあることも想定しておく必要があります。
安全性を確保できるかも踏まえてプランニングしましょう。
まとめ
門扉は種類が多く、選ぶのに迷ってしまいますが、一度設置してしまうと容易に撤去することはできません。
予算やデザイン、設置する場所などに合わせて、機能性・防犯性・操作性など何を重視するかじっくり検討して決めることが重要なポイントとなります。
少しでも長持ちさせたいという場合は、ノンレールの門扉も検討して見ましょう。
ある程度目星がついたら、カタログだけで決めず、実際にホームセンターなどに足を運んで見てみることをおすすめします。
失敗しない門扉選びのためにも、ぜひこの記事でご紹介した種類や特徴などを参考にしてください。
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