DIYリフォームとは?
投稿日:2020.05.07
最近ネットやテレビで「DIY」という言葉をよく耳にします。
ホームセンターでも「DIYコーナーが設けられ、手軽にDIYリフォームを楽しめるようになってきました。
自分で収納ラックを作ったりキッチンとリビングの間に仕切りを作ってカウンターにしたりと、方法もさまざま。
「オリジナリティのある自由な部屋に変えたい」「家のリフォームは業者に依頼するとお金がかかるので、できることを自分で行うことで費用を抑えたい」という方も、若い世代を中心に増えてきています。
そこで今回は、どのような方法があるのかということをDIYリフォームのメリット・デメリットと一緒にご紹介していきます。
そもそもDIYとは
そもそも「DIY」とはどういう意味なのかご存知でしょうか?
楽しいものづくりの趣味をさす言葉と思われがちな「DIY」という言葉。
実は、この単語が生まれたのは第二次世界大戦すぐあとのロンドンでした。
当時は戦後ということもあって、ロンドンの街はあちこち壊れてしまっていて、とても人が満ち足りた生活をできるような状態ではなかったんだそうです。
そんな街の変わり果てた姿を見てを悲しく思ったロンドンの人々が「自分で何とかこの街を復興させたい!」とかかげたスローガンが「Do It Yourself」(自分たちでやってみよう)だったのです。
楽しい趣味の手作りというイメージが強い単語ですが、意外な事実があったんですね。
リフォームは自分でもできるって本当?
家を建ててから年数が経つと、水回りやクロスの剥がれ、色褪せなど気になるところが出てくるケースも多いです。
リフォームは頻繁にするものではないとはいえ、一度にたくさんの費用を払わなければならないため、つい後回しにしてしまっているという方も多いのではないでしょうか。
DIYリフォームなら手軽にリフォームすることが可能です。
費用を抑えるためにもオススメのDIYリフォーム。
ご自身でリフォームできる場所と業者に依頼するべきポイントをご説明していきます。
自分でもできること
自分でもできるリフォームとは、具体的にどのようなことがあるのでしょうか?
一番にオススメする場所は壁紙の貼り替えや塗装です。
壁紙には裏面にノリが付いているタイプもあるため、慣れていない方でも手軽にトライすることが出来ます。
塗装は貼り替えよりも手間がかかってしまいますが、こだわりたい人にとっては好きな柄や絵を描くことができますし、世界で一つだけの味のある壁に仕上がります。
「飽きがこないように」とシンプルな壁紙を新築時に選ぶ方も多いですが、部屋の雰囲気を変えてみたくなることもありますよね。
そんなときは、壁紙の一部を模様入りのものに変えてアクセントを付けることが可能です。
また、壁だけではなく床も比較的DIYしやすい場所。
フローリングや畳の貼り替えは難易度が高いですが、敷くだけのフロアマットを選ぶことで手軽にイメージを変えることが出来ます。
他にも家具を塗装し直したり、収納棚を作ったりすることはもちろんのこと、ドアノブを新しいものに交換したり、蛇口をおしゃれなものにかえるというのも立派なリフォームの一つです。
大規模なリフォームを自分で行うのは勇気がいるという場合は、手軽なものから初めてみることをオススメします。
DIYできる箇所
自分でもリフォームできる場所についてお伝えしました。
次に、DIYできる箇所には具体的にどのようなものがあるのかをご説明していきます。
- 床や壁
自分でリフォームできる箇所の項目でご紹介した通り、床や壁にクロスを張ることは手軽に行えるリフォームの一つ。
「DIYに慣れていないけど、失敗せずにはれるかな?」と思われる方もいるかもしれませんが、裏面にノリが付いているものやシールのようになっているものを選べば意外と誰でも簡単に作業することが可能です。
- リビング
手軽にDIYリフォームできる壁紙の貼り替えをご紹介しましたが、既存の壁紙の上から塗れるペンキで好きに塗装する方法もオススメ。
壁全面をガラッと変える勇気がない場合は、一部分だけにパステルカラーなどの薄いカラーにしてみるのも良いかもしれません。
またカーテンに飽きたときはロールスクリーンに変えたり、イス座面の生地を貼り替えたりと、さまざまな方法でお部屋のイメージを変えることができます。
一日のうち過ごす時間が長いリビング。少し雰囲気を変えるだけで気分もリフレッシュできます。
- 水回り
水回りの設備交換を自分で行うのは難しいですが、水回りの壁や床を貼り替えることは手軽にできます。
好きなデザインを選べるのはもちろんのこと、汚れが落ちやすい素材や滑りにくい素材など機能面も充実しているのが特徴です。
また洗面所に仕切りが欲しいというときにはアコーディオンドアを設置したり、サビに強い素材のブラインドを窓を設置したりと様々な方法があります。
- 庭
一戸建て住宅の場合は、お庭のある家も多いのではないでしょうか。
ウッドデッキがあれば塗り替えや、なければ取り付けも可能です。
木材を使用すると本格的なウッドデッキになりますが、メンテナンスも考えられた樹脂製のものもありますのでチェックしてみて下さい。
ウッドデッキがない家だったとしても、ベランダに人工芝やデッキパネルを敷き詰めるだけでも、おしゃれな雰囲気をつくりだすことが出来ます。
敷地の入り口から玄関までの通路に飛び石を設置すると、来客時の印象が良くなります。
業者に依頼するべきこと
自分でできるDYIリフォームについてご紹介してきましたが、業者に依頼した方が良いケースもありますのでチェックしてみましょう。
DIYに慣れている場合でも、壊してしまったりきれいに仕上がらなかったりする可能性がある箇所は、初めから業者に依頼した方がいいかもしれません。
後戻りできなくなっては困るような箇所のリフォームを検討している場合は、まずは知識のあるプロの専門家や業者に相談しましょう。
特にコンセントや照明、水回りの位置を変えるなど、専門工事が必要なリフォームは業者に依頼する方がいいですし、電気工事や排水管の工事には専門的な知識や資格が必要になります。
DIYリフォームのメリットとデメリット
次にDIYリフォームにはメリットとデメリットをみていきましょう。
それぞれの内容を考慮した上で、自分でリフォームを行うか業者に依頼するかを判断してくださいね。
●メリット
自分でリフォームを行うことのメリットは何と言っても費用が抑えられること。
業者に依頼すると、実際工事にかかった費用だけではなく、人件費や業者の広告費、下請け業者がいる場合は仲介手数料など高額な金額が発生してしまい予算をオーバーしてしまったという方も。
自分でDIYリフォームを行うことでリフォームに使う材料費だけで済ませることが可能になります。
また、もともとDIYが趣味という方にとっては、費用を抑えつつ楽しみながらリフォームできることも嬉しいポイントですよね。
壁を塗装したりクロスを貼り替えたりと、好きなことをしながら節約できるので一石二鳥です。
●デメリット
費用面のメリットがある一方で、DIYリフォームは業者に依頼する場合よりもクオリティが落ちてしまうということがデメリットと言えます。
手先が器用な人やDIYに慣れている人はきれいに仕上げることができるかもしれませんが、リフォーム内容によっては仕上がりのきれいさが期待できない場合もありますし、その場合の保障などもありません。
また働きながらリフォームを行う場合、仕事終わりや休日に作業をすることになるので時間がかかり体に負担になってしまう場合があります。
まとめ
リフォームを業者に依頼すると高額な費用がかかってしまいます。自分で行うことで費用を抑えられるのであればDIYが気になっているという人もいるかもしれません。しかし自分でリフォームできる箇所と業者に依頼するべき箇所を分かっておく必要があります。後戻りできない状態になってからでは遅いため、事前に知識を身に付けた上で決断するようにしましょう。
壁紙の貼り替えや床のクッションフロアの敷き詰めなどは手軽にできるリフォーム作業の一つです。収納棚の作成や家具の塗装、ドアノブの交換なども自分で行うことができます。いずれも費用を抑えられる代わりに、業者に依頼する場合よりはクオリティが劣ってしまうことを頭に入れておく必要があります。
水回りの設備の交換や壁の取り壊しといった大規模なリフォームをしたい場合は自分で行うのが難しいため、業者に依頼することをおすすめします。またコンセントや照明、配管など専門的な工事が必要な場合も業者に相談するようにしましょう。
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